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予想とレース分析



第32回 ジャパンカップ

国内外のタイトルホルダーが集結!世界中のホースマンが注目するビッグレース!ジャパン・オータムインターナショナル「第32回 ジャパンカップ」 ジャパン・オータムインターナショナル「第32回 ジャパンカップ」

「世界に通用する強い馬づくり」の一環として1981年に創設されたジャパンカップだが、1、2回はいずれも海外馬が上位を独占し、競馬先進国との差を痛感させられる結果となった。1回から10回までのジャパンカップで優勝を果たした日本馬は、カツラギエース(1984年)とシンボリルドルフ(1985年)の2頭だけである。しかし、日本馬の海外GI 制覇も珍しくなくなった現在は様相が変わり、過去10回のジャパンカップで優勝を果たした海外馬はファルブラヴ(2002年)、アルカセット(2005年)の2頭のみと、すっかり力関係が逆転した。今年も“ホーム”の日本馬が順当に上位を独占するのか、それとも海外からの刺客が日本競馬界に新たな衝撃をもたらすのか。今回は中山競馬場・芝2200mで行われた2002年を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。


日本馬が中心!

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は日本馬(地方競馬所属馬を含む)だった。一方、海外馬は3着内率7.5%と低調な成績に終わっている。今年もまずは日本馬に注目すべきだろう。
ちなみに、海外馬の所属国別成績を見ると、複数の3着以内馬を輩出しているのは「イギリス」だけだった。その他の調教国から参戦する馬、とくに延べ14頭が参戦して3着以内馬のいない「フランス」調教馬は割り引きが必要かもしれない。
なお、3着以内に入った海外馬はいずれも同年のG1 レースにおいて優勝経験のある馬だった。同年のビッグレースで目立った成績を残せていない海外馬は苦戦する可能性が高いようだ。


GI ウイナーに注目!

3着以内に入った日本馬延べ26頭のうち20頭は、既にJRAのGI・JpnI で優勝経験のある馬だった。一方、JRAのGI・JpnI で優勝経験のない馬は、3着内率10.2%とやや低調な成績に終わっている。やはりビッグレースを制したことがある日本馬は信頼できるようだ。
なお、JRAのGI・JpnI で優勝経験がないにもかかわらず3着以内に入った日本馬のうち、2008年1着のスクリーンヒーローを除く5頭は、同年のJRAのGI・JpnI で3着以内となった経験のある馬だった。JRAのGI・JpnI を制したことがなく、なおかつ同年のJRAのGI・JpnI で善戦したこともない馬は、割り引きが必要だろう。


臨戦過程がポイント!

3着以内に入った日本馬26頭のうち16頭は、前走で「天皇賞(秋)」に出走していた馬だった。また、前走が「菊花賞」だった馬からも5頭の3着以内馬が出ている。今年も、前走で「天皇賞(秋)」や「菊花賞」に出走していた馬が中心のメンバー構成になりそうだ。
なお、前走が「天皇賞(秋)」か「菊花賞」だった馬のうち、その前走で「5着以下」に敗れていた馬は3着内率7.1%と低調な成績に終わっていた。前走が「天皇賞(秋)」か「菊花賞」でも、その前走で上位に食い込めなかった馬は苦戦する可能性が高いと見るべきだろう。
また、前走が「天皇賞(秋)」・「菊花賞」以外で、そのレースで「2着以下」に敗れていた馬も3着内率3.8%といまひとつの成績に終わっていた。前走が「天皇賞(秋)」・「菊花賞」以外で2着以下だったにもかかわらず、本番で3着以内となったのは、前走の「凱旋門賞」で7着だった2010年3着のヴィクトワールピサのみだ。前走で「天皇賞(秋)」・「菊花賞」以外のレースに出走していた馬を比較する際は、その前走を勝ち切っていた馬に注目してみたい。


近年は先行馬が不振!

2005年以降に限ると、前走がJRAのレースで、そのレースを4コーナー「4番手以内」のポジションにつけていた日本馬は連対例がなく、3着に入ったのも2007年のメイショウサムソン(前走・4コーナー4番手)のみだった。ちなみに、ジャパンカップの4コーナーを2番手以内で通過した馬も、2005年以降は〔0・0・1・19〕(3着内率5.0%)と苦戦している。近年の傾向を重く見るなら、“逃げ馬”や“先行馬”は割り引きが必要だろう。

[情報提供:JRA]

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